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・・・不動産と世相を本音で語り、真剣勝負で生きる・・・
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賃貸仲介・売買仲介ともにお客さまの生活の拠点、高額な財産にかかわる大事な仕事ですから気を抜くことは許されません。
 
アパートや賃貸マンションをお客さまに紹介する賃貸仲介の場合、どちらかというとトラブルの事後対応というケースが多くなります。
 
水モレ、水詰まり、空調機器の故障など入居前に点検できるものは前もって対処・対応するわけですが、予想できないトラブルの発生はさけられません。
 
10年ほど前に、トラブルの実情や管理の問題点を勉強するために、中古のアパートを個人で買いました。
 
不動産鑑定士として収益物件(アパート、賃貸マンション、テナントビル等々)の評価は数多く手がけましたが、運営の実情をより具体的に体験しようというねらいでした。
 
加えて、空室ゼロであれば、年間表面利回りが32%強という収益性も魅力でしたし、決め手は上松川駅から3分、緑豊かな環境でした。
 
家賃は10年で20%ほど下がりましたが、おかげさまで満室経営、水回りのトラブルや家賃滞納など、色々と勉強させてもらっています。
 
売買仲介については、事前のチェックを徹底することでのトラブル防止は至上命題です。
 
おかげさまで、不動産事業部開設以降4年半、売買に関しては契約・引き渡し後のトラブルは一件もありません。
 
契約・引き渡し後に問題が発生しそうな物件は数件ありました。
 
上・下水道が他人の土地を介して引かれているものや、宅地造成等規制法(崖地規制)にかかわる擁壁工事関係です。
 
いずれも事前の調査で判明し、水道管を別ルートで引くとか、工事代金相当額を値引きするとかで、無事に解決しました。
 
トラブル・事後処理が必要な問題の中には、どのような対応をしても、対応しきれない問題も、時によっては生じることがあります。
 
この夏に経験した苦情処理も難しい問題でした。
 
大手電器メーカーの福島工場にお勤めしていた方からの、賃貸管理物件をお預かりしたのは4年ほど前です。
 
10年ほど前に福島勤務が永くなると予想して新築注文住宅を建てた方からの依頼です。
 
ご主人が転勤となり、家を手放すか、賃貸にするかの決断をせまられたわけです。
 
土地は20%ほど値下がりしていることに加えて、建物は個人の好みを強く出した高級仕様であったため、売り値は本人の予想より厳しいものになりそうでした。
 
貸すか、売るかの判断には1ヶ月以上かかりました。当社も本気で相談にのり、結局賃貸にしました。
 
宝物のような自宅を他人に貸すわけですから、貸す側も借りる側も気を遣い、結局、今年の夏に借りる側が転居しました。
 
考え方や生活スタイルの違う人が使うわけですから、小さな行き違いが小さくないトラブルになるリスクは常にあるわけです。
 
当方としては、賃貸管理を誠心誠意やったつもりでしたが、貸主にとっては不十分と映ったようです。
 
お客さまからの苦情は、最大の助言と受けとめて、今後も一層経験を積み、ノウハウの取得に努力する覚悟です。
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プロフィール
HN:
本音言三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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