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・・・不動産と世相を本音で語り、真剣勝負で生きる・・・
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 岐阜にお住まいの菅野さんから、先日「ネット不動産フロンティアノート」に書いた文章について、過分のお誉めのメールをいただきました。
 
 いささか、気恥ずかしい思いもしますが、自分では気付かなかった視点や論点も含まれていますので、ご本人の了解を得て以下にご紹介します。
 
 
待ちに待った不動産マーケットの特徴 NO.6-4を拝読させていただきました。
ネット利用者に対する心理分析 、行動分析には恐れ入りました。深い洞察で私にも当てはまる指摘事項がかなりありました。
 
全くその通りだなあと思いましたのは、ネット利用者は自分の知りたいことだけ知ればそれ以上重要と思われる情報に見向きもしないということです。
 
例えば活断層が近くにあるのかどうかなど自分の知識の範疇にない(勉強不足)事柄について、専門家から教えを受けない限り、眼中にない不動産購入希望者が多いのでは?と推定します。そこには危険な場所には建築物は存在しないというあまい前提に立っているからです。
 
ネット利用者は自分の知識と見識を高く評価しがちです。自分を緻密な人間と過信しているからこそ、ネットで情報を仕入れてそのまま鵜呑みにしてしまう傾向があります。文字にされている情報を信じ込みやすいのです。
 
ですから最初に自分の探す情報が、ネットに掲載されていることで、つまり最初にクリックした画面に自分が求めていた回答があれば納得する傾向が強いのです。もしかしたら2、3回目にクリックすべき画面に真の解決策や回答があるにも関わらずです。ご指摘の通りせっかちなのです。
 
しかし、ある画面からこの文章の書き手には誠意が感じられるなあ、私の疑問にも快くメールにて回答してくれそうだなあと思わせたら優秀なネット不動産と断ずることができます。
 
専門的な知識を知りたいのだけれども、電話で聞くのも面倒だ、どういう人かもわからないし、偉そうに知識をひらけされるのもしゃくだなあと考えている臆病なネットユーザーが多いのです。
 
しかし、メールにて丁寧にしかもわかりやすく回答をもらっただけでその回答者が好きになるのも事実です。要は迷いの元を解消するお手伝いができるのは誠実でまじめなメールの書き手ではないでしょうか?
 
相手の質問には決して否定語は使用しない、指摘事項や質問趣旨をほめること、質問者への丁寧なアドバイス、検索すべきホームページの紹介など仲介業者様にこれから求められるのは文章力と洞察力かも知れません。
 
ネットユーザーは書き手の顔を文章内容で判断します。ちょっとした心のこもった温かい表現(私などはきつい表現が好きですが)に親しみを感じてリピーターになってしまうものです。この人なら信頼が置けるという判断基準を会話、面談に重点を置くのは年配者のようです。現在の若い方はこのメール内容に判断基準を置いているのでは?と私は推測します。携帯メール世代が多いからでしょうね。今後益々この世代が台頭するわけですからメール回答などに気を配る必要がありますね。
 
ところで今回は考えさせられる内容が豊富で本当に読んでいて楽しくなりました。知的好奇心に火をつけられた心地が致します。力作お疲れ様でした。
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 岐阜にお住まいの菅野さんから「石を磨いて玉にする」というメールが届きました。

 

 連休前に書いたコラム、「玉石混交の世界」についてのコメントです。

 

 ご本人の了解を得て全文をご紹介します。なお、菅野さんは大手化成品メーカーに40年近く勤務し、第一線で活躍しながら、若手の育成にも実績を残してこられた方です。 

 

 7月には、福島中心部のマンションに越してこられる予定です。

 

 

5月の連休疲れでお返事が遅くなってしまいました。

 

確かに中古住宅市場は今後益々伸びるのではないでしょうか?長期の住宅ローンを組み、将来の給料が上昇すれば負担が少なくなった時代は過ぎ去ろうとしています。右肩上がりの時代は過ぎて、身の丈にあった暮らしをすべき時代に到達したと推測します。

 

大学生の4人に1人が就職できない時代です。この傾向は全世界に共通しているようです。中国でも大学を卒業しても自分の目指す企業に就職できない人間が大都会上海、北京の小さなアパートで共同生活をしているのが現実なのです。

 

一般企業は即戦力を求め、企業内で人材を育てるゆとりがなくなっているのです。昔は先輩に連れられて訪問して話し方などを学習したはずですが、現在は一人で対処することが求められています。

 

経験のない事象に立ち向かわねばならない現代の若者の苦労は察してあまりあるものです。一人で切磋琢磨して一人前になれば良いのですが、途中で挫折をして転職をする若者が多いと断じます。

 

若い人こそまだ磨かれない石なのですから企業内で先輩やら上司が指導育成するといった企業風土がないと挫折しやすいのです。

 

この企業風土を構築しているのは大企業か徒弟制度のある家内工業ではないかと推測します。完全無欠を求めない、包容力のある人間中心の企業が今後活躍すると予測します。中途退職が多い企業に将来性はありません。(人に優しくない企業は発展しない)

 

さて中古住宅、マンションの品質・性能に話が戻りますがマンションの建設期間が明示されているとコンクリート打設の期間がわかります。

 

10階建てのマンションが工期半年で完成したら、完全にコンクリートが乾かないまま完成させたのかと疑ってみたくなります。1階を完成させるのに1ケ月かけているマンションは長期間壁などにクラックは発生しません。

 

又管理組合が自主管理で異常に管理費、修繕積み立て費が安いのも購入希望者の心象には良くありません。中古マンション購入者にとって40年以上経ってもクラックがない物件を探すことができたならば「玉」を得ることができたと思います。

 

安全と快適さの空間を購入しているのですから最初から修理しなければならない物件は願い下げだと考えます。躯体に問題がなければ改造・リフォームをして自分流の住生活を楽しめば良いのですが、最初から問題が発生するのがみえみえの物件も少なからずあります。

 

自ら目の肥えた購入希望者になることと購入希望者側に立った視点でアドバイスしてくれる仲介業者さんを選び出すことこそ「石」を磨いて「玉」を入手する近道と考える次第です。

 

今回良いマンションを購入できたのも高橋不動産鑑定事務所の社員様のお陰であると夫婦でいつも話題にしております。

本当に心より感謝申し上げます。

 岐阜市に住む菅野さんから以下のメールが届きましたので、ご本人の了解を得て、全文をご紹介します。

 

 

なかなか天候に恵まれなかった1ケ月ですがいかがお過ごしでしょうか?急に冷え込んだりする陽気に身体がなかなかついていけず、妻は風邪気味です。

 

さて先週土曜日岡山の長男家族と四国まで足を延ばしました。よくテレビで放映されている丸亀市の讃岐うどん店なかむらを訪れ、本当に美味しいのかどうか一度味わってみたかったからです。

 

長男夫婦は3度ほど通っているので駐車場の穴場を知っているのですぐお店近くに駐車できました。しかしそれからが大変です。10時半なのにもうすでに150人の行列です。駐車しているナンバーから北九州、奈良、長野大宮など全国から来ていることがわかりました。

 

待つこと1時間(それでも少ないそうです。日曜なら2時間待ちだそうです)、行列している人たちの会話からリピーターが多いことがわかりました。確かに うどん2玉で250円ですから安いことは安い。

 

自分たちの順番になったら、しょうがを擦る、ネギを入れる汁を入れる等の作業はセルフで行います。後ろの人を気にして手早くしようと思うと汁をこぼしたりとしますのであせりは禁物でした。

 

さて透明な汁をうどんにかけ食べ始めると驚きました。こしがあり、汁が美味しい。関西風うどんが一番美味しいと思っていましたが全く甲乙つけがたくすっかりファンになってしまいました。ネットでも購入できるそうですが並んで食することで美味しさを一層感じられるのでしょう。

 

このなかむらは製麺業者ですから、手の届く販売上のサービスは一切しません。お金を受け取る人、行列から注文を聞く人、麺をゆでる人が製麺所にいるだけです。こんな少人数で運営しているから安い価格を提供できるのかと納得しました。

 

もともと地元の人が昼飯がわりに通う所でしたので、出来立ての麺を安く提供するのは当然な成り行きだったのでしょう。全国的に有名になっても昔ながらの販売を続けることで顧客が満足し、また通ってくれるという哲学をこの経営者はお持ちなのだなと感心しました。「金の品質、銀の価格」という商売のことわざがありますが、まさに地でいってるなという感触を得ました。

 

顧客は麺のうまさと低価格に満足し本当に得したような気分になります。私も十分満足し、また来たいと思いました。出来立ての麺を購入して帰り、家で食べましたが本場で食べた感触は蘇りませんでした。やはり並ぶことで期待度が上がり美味しく感じられるのかなーと妙に納得してしまいました。

 

ところでおそばも好きですので、そば生産量日本一の福島のそばが恋しくなりました。昨日今陽子(ピンキーとキラーズ)が信夫山近くのおそば屋さん御山角屋を訪問し、紹介する番組がテレビで放映されていました。

 

 

 

以上が、メールの全文です。実は、このメールが届く直前まで、前週、コラムを一回も書かなかったことが気になって、「中古住宅は玉石混淆の世界」というテーマで、ない智恵を絞っていたところでした。

菅野さんありがとうございます。助かりました。

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本音言三
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不動産鑑定士
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