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・・・不動産と世相を本音で語り、真剣勝負で生きる・・・
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不動産事業部を立ち上げ、売買仲介と賃貸仲介を始めてから15年になります。

 

インターネット・ホームページ・メール営業に特化した不動産仲介業こそが、ネット時代に生き残れる業態・ビジネスモデルであると信じ、全力で取りくんできたつもりです。

 

15年間のホームページのアクセス件数は30万余りですから、年間にすると約2万件となります。

 

 福島市内からの訪問者が大部分ですが、県外、特に首都圏からのアクセスも1割程度あります。

 

福島市内に親が遺した土地や建物があるので・・・、その処分についての相談や依頼も少なくありません。

 

土地や建物の場合、その金額も数百万円から数千万円、事業用の物件だと億単位になることもあります。

 

多くの場合、何千万単位の金額が動く不動産取引には必ず「物語」や「ドラマ」があります。

 

売主にとっての「ドラマ」、買主にとっての「ドラマ」、それぞれの思いは違っていても、物語性・ドラマ性は強いものです。

 

売主にとっては、土地や建物は多くの、悲喜こもごもの「物語」や「思い出」が詰まった「宝物」であり、単なる「物件」ではありません。

 

買主にとっては、これからの生活の場、夢を実現する「舞台」としての土地や建物ということになるわけです。

 

売主にとっての「宝物」としての物件を、買主にとっての「夢の舞台」にできるようにするのが仲介業者のドラマではないか・・・、そんなことを夢見ています。

 

物語や思いが、ぎっしりと詰まった土地や建物を、その真の価値を見い出し、買主の夢の実現に役立てる。言い替えれば、売主のドラマと買主のドラマのマッチングこそが、不動産仲介業のドラマではないか・・・、そんな思いが募る15年目の夏です。

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1月26日付の日経新聞に知日派として知られるリチャード・アーミテージ元米国国務副長官のインタビュー記事が載っていました。

 

 ---トランプ氏の最大の懸念は何か、との問いに対してアーミテージ氏は以下の答えをしています。

 

 「彼は不動産業者であり、ビジネスマンではないことだ。不動産業者は取引をする。彼の言っていることはほとんどそうだ。ビジネスマンはともに利益を得られる関係をめざす。トランプ氏がビジネスマンだという事実を私は受け入れない」

 

 この発言の中で、一寸気になった言葉は、・・・不動産業者は取引をする・・・という部分です。

 

 「取引をする」(deal)のはビジネスの世界ではあたりまえのことであり、アーミテージ氏が言いたかったことは、「かけひきをする」という意味だったのではないでしょうか。

 

 インタビューの原文にあたっているわけではないので、推測ですが「diplomacy」という表現を用いているような気がします。

 

 「diplomacy」をあからさまに「かけひき」と訳したのでは、米大統領に対して礼を失すると、日経の記者が気をきかしたような気がします。

 

 ビジネスマンの世界では、「取引」を有利に進めるために「駆け引き」をするのはあたりまえ・・・という側面は否定できませんが、あまり「駆け引き」ばかりしていると、誰からも相手にされなくなります。

 

 不動産王ともいわれるトランプ氏のためにあえて弁明すれば、日米いずれの国でも、プロ同士の交渉・取引としては、当初のジャブの交換レベル「駆け引き」は許されるのではないでしょうか。

 

 しかし、素人であるお客さまに対しては、「駆け引き」レベルではなく、「win-win」の取り引きを積み上げてきたからこそ、「不動産王」になれたと信じたいものです。

 1月11日付の朝日新聞に「成人なると消費トラブルの相談件数が増える。20歳の消費トラブル相談の内容」という記事が載っていました。

 

 1位 アダルト情報サイト  11,521件

 2位 賃貸アパート       3,411件

 3位 出会い系サイト      2,312件

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といった記事です。

国民生活センターへ寄せられた全国の相談件数です。

 

 気になるのは、賃貸アパートに関するトラブル相談が第2位、3,411件もあることです。

 

 20歳といえば、大学・専門学校へ進学したり、就職して親元を離れるケースが多いわけですが、その時に、賃貸アパートを借りる際にトラブルが多いという事情が背景にあるようです。

 

 親元を離れ、実社会に出て、初めて体験する「住まい」との出会いが、賃貸アパートや賃貸マンション探しになるわけですが、20歳の若者が体験する様々なトラブルの中で、賃貸アパートに関するトラブルが第2位ということは、どういうことなのでしょうか。

 

 若者の側にも「世間知らず」という面があることは否定できません。しかし、賃貸物件を紹介・仲介する業者や大家は、その道のプロのはずです。

 

 初心者とプロとの間に生じるトラブルの責任の大半は、プロの側にあると考えるのは偏見でしょうか。

 

 これからの時期は、賃貸仲介業者にとっては超繁忙期です。

 

 しかし、猫の手も借りたいぐらい忙しくとも、お客さまに、良い話も、悪い話も本当のことを説明し、十分に納得してもらって仕事を進めるのは、基本の中の基本であり、プロとしては当然の責任であるはずです。

 

 人生の門出にあたっての、トラブル相談の第2位にランクされるなどという不名誉なことは、一刻も早く返上したいものです。

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本音言三
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男性
職業:
不動産鑑定士
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