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9月27日に総合紛争解決センター(大阪)のセミナーに招かれ、「津波と原発事故による(福島県内の)地価動向と予測」というテーマで2時間余り、話をしてきました。
 
 大阪在住の弁護士や司法書士、土地家屋調査士、宅建業者の有志がSDR(紛争解決の相談窓口)を組織し、低料金での相談・解決をはかるためのセンターです。
 
 津波被災地と周辺部・高台地の地価と復興計画についても触れましたが、受講者の主な関心事は原発事故による県内地価の現状と予測でした。
 
 津波被災地については、予算と時間を投入すれば、何とか解決できる問題ですが、原発被災地については、「人類未踏の分野」なので、見通しが立たないという実情を素直に話しました。
 
 南海トラフ地震という身近な危険を抱えた地域のせいか、90人程の受講者からは活発な質問が続出し、時間が足りないくらいでした。
 
 3ヶ月程かけて準備した講演レジメを鑑定部のホームページ(http://www3.plala.or.jp/kantei/sinsai.pdf)に掲載しましたので関心のある方はご覧下さい。
 
 追伸.大阪は新規事業の先進地であることは分かっていたつもりでした。しかし、今回、大阪の先進的な専門職の皆様方との質疑応答の中で改めて多くのことを学びました。
 
 米相場(先物相場)を世界で初めて開設(新開発)したのも大阪です。
 
 原発被災・被害という人類史上初めての事態にどう対応すべきかについても、大阪弁護士会や大阪不動産鑑定士会はすでに準備を始めているようです。
 
 東京電力に対して、福島県民(広い意味では日本国民)が受けた物的・精神的被害・損害に対してどう対応すべきか、多くのことを学ぶことができました。
 
 大阪セミナーから、元気を貰いました。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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