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「信用」という言葉の意味・ニュアンスと「信頼」という言葉の意味・ニュアンスの違い、使い分けについて考えてみました。

 

7月に入って、ネット不動産フロンティアノートの第8章「ネット不動産の経営」について書き進めています。

 

すでに、38回分は書き終えましたが、毎回のように出てくる問題点は、なんでこの業界は世の中から信頼されないのか?どうすれば、世の中やお客さまから信用されるようになれるのかということです。

 

そんなような、個人的な事情もあって、信用と信頼について、違いと共通点について考えてみました。

 

まず両者に共通の意味としては、信頼・信用・期待・委託・信任・責任・自信・秘密などが含まれていること分かりました。(和英辞典と英和辞典で調べた結果です)

 

これらの共通点をベースにして相違点とその背景についても調べてみました。

 

まず、「信頼」とは時間をかけて築くものであり、実績との関係の強い言葉だということです。

 

一方、「信用」とは、今の時点での判断であり、未来に向かっての判断という意味・ニュアンスが強いものです。

 

信用とは、これから行うことに対する評価・判断であり、目には見えないもの、人の心の中に生じるもの、一つひとつの行為についての評価だということです。

 

書いている本人が、読み返してみて、ピンとこない文章ですが、要するに、「信用」される一つひとつの行為の積み重ね、実績が「信頼」になるということを言いたいわけです。

 

ところで、不動産仲介業界や個別の仲介業者が、ビジネスにとって最も大切なもの、つまり信頼を得るにはどうすればよいのでしょうか?

 

言葉の定義からすると、信用されるような行為・行動を積み重ね、結果として、信頼関係ができるということになります。

 

ところが、不動産仲介業は、世間さまから信用されない業種の代表格なわけです。

 

入り口のところに高い障害物があって、お客さまが近づき難いという特別な事情のある業界であることがだんだん分かってきました。

 

最初から信頼を得ることは無理だとして、この会社は信用できる会社かもしれない。メールなり、電話なりで接触してみて、信用できるかどうかを試してみるに値するという程度の安心感を持ってもらうことが大切だということが分かってきました。

 

いつもそんなことが頭から離れないせいか、書くテーマや文章にも、信用・信頼に関係するものが、結果として多くなっています。

 

ヤフー、グーグルで不動産仲介業・信用、・信頼と入力すると、上位20番ぐらいまでに、「本音のコラム」が2件、「ネット不動産フロンティアノート」が4件表示されました。

 

縁あって、不動産仲介業を始めたわけですから、仲介業の最初にして最大の関門である「信用」を得るためにはどうすれば良いのか?というテーマに、本格的に取りくむつもりです。

 

そのためには、不動産仲介業の体質、存立基盤、現状と問題点にも切り込んだ分析を試みます。

 

自分の手に負えない大きなテーマかも知れませんが、開拓者精神でチャレンジします。
 

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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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