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 不動産の鑑定評価の仕事に携わって40余年、不動産仲介部門を立ち上げて7年になります。
 
先日、ある雑誌で、「家の価値は、住める・貸せる・売れるの3点しかない」という記事を見つけました。
 
たしかにそのとおりです。40余年も不動産鑑定士の仕事をしていながら、こんなに簡潔に家・住宅の価値を表した言葉に初めて出合いました。
 
鑑定評価の専門用語・業界用語では、不動産の使用(利用)価値、収益価値、交換価値などと、小難しい用語を使って説明していますが、要は、住める(使える)・貸せる・売れる、ということです。
 
これから、中古住宅の取引が活発になると予想していますが、手を加えれば、十分に住める(使える)家が、建物としてはほとんどゼロ評価(交換価値をゼロとみる)がマーケットの実態です。
 
十分に使えるものが、マーケットでは無価値と扱われることの矛盾をどう解決するのかが、これからの大きな課題だとつくづく思います。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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