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・・・不動産と世相を本音で語り、真剣勝負で生きる・・・
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 コンプライアンスは直訳すれば「法令遵守」ということでしょうか。不動産業界でも、姉歯建築士による「耐震偽装事件」以降、業界としてのコンプライアンスの取りくみは格段に強まっています。
 
もともと不動産業、特に仲介業についての法令や規制はかなり細かく、厳しいものです。
 
宅建業法による規制から始まって、景品表示法による広告規制、消費者保護法、個人情報保護法……。ざっと数えあげただけでも数十本の法律・規則・行政指導で縛られています。
 
これらの法律や規則等を遵守すれば、いい仕事、お客さまが満足し、業者も納得できる仕事ができるのでしょうか。
 
全くそうは思いません。
 
云うまでもないことですが、法律や規則は守るべき最低限のことを定めただけであって、「胸を張ってお金をもらえる」ようないい仕事をするための規範を定めているわけではありません。
 
「法令遵守だから、法令スレスレはセーフ……」
「本当にコンプライアンスを実施し、コーポレートガバナンスを実現するとしたら、今までの営業手法を明日から180度変えなければ……」
「コンプライアンスは『形だけ・世間向け』のこと……」
「企業がコンプライアンスを意識するなら不動産仲介業は難しい……」
といったあたりが業界の本音ではないでしょうか。
 
長いあいだ、日本人は「建前と本音」を使い分けて物事を考え、行動してきたといわれます。この使い分けが上手な人ほど、世渡り上手という「評価」を受けていたようです。
 
つまり、世の中には二種類の規律がある。法律は「建前」、業界慣習や業界利益は「本音」ということのようです。
 
いま、あらゆる分野で「偽装」や「建前」が通用しにくくなっています。業界の利益や業界慣行として行われ「本音」の部分で容認されてきたことが、通用しなくなりつつあるのではないでしょうか。
 
話題の人、政権与党の「実力者」の記者会見を見ていると、聞こえてくるのは「建前」だけです。でも、「本音」や「真実」は顔に出ているように見えるのは私のひが目でしょうか。
 
不動産業、とりわけ不動産仲介業は「信頼産業」あることが求められています。では、「信頼」の基とは何でしょうか。
 
「信頼」という基準で分ければ、世の中には、信頼できる人と信頼できない人に分けることができます。
 
いくら口で立派なことを言い、並べたてても、世間は評価しないし、信用もしません。
 
その人の実際の行為、ギリギリの決断をせまられた時にどんな行動をとるかで「評価」が決まり、信頼感が生まれるのではないでしょうか。
 
コンプライアンスは当たり前、「身内のつもりでお世話をする」という「行動基準」で今年もがんばります。

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本音言三
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不動産鑑定士
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