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ブロードバンド化に支えられて、わが国でもインターネットが世代を超えて利用され普及が進んでいます。ほんの数年前までは、アパートを探すにしろ、土地や建物を探すにしろ、不動産会社のチラシや新聞広告を見て、恐る恐る店を訪ねて行くというのが普通のパターンでした。今は、パソコンを立ち上げ検索エンジンに「福島」「不動産」と入力すれば、福島市内の物件を扱う会社のホームページがずらりと出てきます。お客様は、その中の数社のホームページを見て自分の希望する地域や価格帯の物件情報をリアルタイムで、しかも無料で入手することができるようになりました。店を訪ねていくわけではないので、何日かけても、何ヶ所のホームページを訪ねても、人目を気にすることなく、納得するまで物件情報を調べ、比較検討することができる時代になったわけです。
お客様が不動産会社のホームページを開いて物件情報を調べる時、お客様は「物件選び」だけでなく、「業者選び」「営業マン選び」も同時にしているといわれています。まったくその通りだと思います。売買の場合一生に一度の高額な買い物をするわけですし、賃貸の場合でも、家賃5万円のアパートに4年住むとすれば240万円(5万円×48ヶ月)の買い物(?)をするわけですから、品物をよく吟味するのはあたりまえで、扱う店や店員についても信用できるかどうか不安に思うのもまた当然です。インターネットは「物件選び」に伴う煩わしさと、「会社選び」の不安感を取り除くうえで大きな役目を果しつつあります。
永く不動産業界(不動産鑑定士も業界周辺居住者の一人だと思っています)に身を置くと、慣れてしまい、気付かなくなりがちですが、世間一般では「不動産会社の店に行くには勇気」がいると思われているようです。相手はプロだし、こちらは経験も知識も少ない、「立場が弱いなぁ・・・・・」と思う気持に加えて、なんとなく「だまされそうだ」という不安感を持つ人が多いわけです。その不安感を取り除く、唯一最強のツールといわれているのがメールです。店を訪ねる前にメールで物件情報のやり取りを重ね、自分の希望条件も少しずつ固まっていくと同時にローンの限度額や購入時期も見えてくる。メールでの対話を重ねれば不動産会社の顔も見えてきて不安感が安心感に変り、信頼感も芽ばえてくる。そんな過程を経て、やっとお客様は店を訪ねる「勇気」が出るといわれていますが、少し大げさでしょうか?大部分のお客様にとって一生一度の高額な買い物をするわけですから、そのぐらい慎重な対応をするのは至極当然だと思います。
わが社も、メールを中心にした「物件情報の提供システム」の構築に向けて鋭意努力中です。5月中にはホームページの全面改修と合せて立ち上げる予定です。ご期待下さい。
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HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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