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・・・不動産と世相を本音で語り、真剣勝負で生きる・・・
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1月26日付の日経新聞に知日派として知られるリチャード・アーミテージ元米国国務副長官のインタビュー記事が載っていました。

 

 ---トランプ氏の最大の懸念は何か、との問いに対してアーミテージ氏は以下の答えをしています。

 

 「彼は不動産業者であり、ビジネスマンではないことだ。不動産業者は取引をする。彼の言っていることはほとんどそうだ。ビジネスマンはともに利益を得られる関係をめざす。トランプ氏がビジネスマンだという事実を私は受け入れない」

 

 この発言の中で、一寸気になった言葉は、・・・不動産業者は取引をする・・・という部分です。

 

 「取引をする」(deal)のはビジネスの世界ではあたりまえのことであり、アーミテージ氏が言いたかったことは、「かけひきをする」という意味だったのではないでしょうか。

 

 インタビューの原文にあたっているわけではないので、推測ですが「diplomacy」という表現を用いているような気がします。

 

 「diplomacy」をあからさまに「かけひき」と訳したのでは、米大統領に対して礼を失すると、日経の記者が気をきかしたような気がします。

 

 ビジネスマンの世界では、「取引」を有利に進めるために「駆け引き」をするのはあたりまえ・・・という側面は否定できませんが、あまり「駆け引き」ばかりしていると、誰からも相手にされなくなります。

 

 不動産王ともいわれるトランプ氏のためにあえて弁明すれば、日米いずれの国でも、プロ同士の交渉・取引としては、当初のジャブの交換レベル「駆け引き」は許されるのではないでしょうか。

 

 しかし、素人であるお客さまに対しては、「駆け引き」レベルではなく、「win-win」の取り引きを積み上げてきたからこそ、「不動産王」になれたと信じたいものです。

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