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不動産仲介業を始めて9年が過ぎました。

 

公共事業依存、役所依存の仕事が中心になりがちな不動産鑑定業界の体質に「もの足りなさ」を感じて、お客様が汗水流して稼いだお金をいただけるような、「本当のビジネス」をやってみたいというのが動機の一つでした。

 

ホームページとメールを活用した「ネット不動産仲介業」として、何とかしてお客様のお役に立てるような「ビジネスモデル」があるのではないかと、試行錯誤の繰り返しの9年でした。

 

40年ほど前のことでしょうか。中小企業診断士の資格を取得して、経営コンサルタントの真似事のようなことをやっていたことがあります。

 

(財)福島県産業振興センターが発行する「繁盛店」という月刊誌に「お売りするのは満足感、モノではありません」 (http://www10.plala.or.jp/tika-infre/manzokukan.html)という記事を書いたことがあります。

 

今、読み返してみても、まちがったことは言っていないし、40年も前に、そこまでよく考えていたなあ・・・と感心したりしています。

 

しかし、よく考えてみると、ピーター・ドラッカーが著書

The Practice of Management」(1954年)で「顧客満足こそビジネスの原点」と論じていたわけですから、ドラッカーの著作を直接読んでいなくとも、その影響を強く受けていたのだなあ・・・と、今ごろになって納得しています。

 

不動産仲介業を始めたもう一つの動機は、この業界は、お客様の方を全く向かないで仕事をしている人が多いのではないかと強く感じたことです。

 

たしかに、「顧客満足」の正反対のことをしていても仕事ができた時代・旧きよき時代があったわけです。

 

しかし、今の時代・これからの時代、そんなビジネスモデルが通用するとはどうしても思えません。

 

そんな思いを込めて、「地方都市でのネット不動産成功術」を書き進めました。

 

内容としては、

第1章 ネット不動産の経営

第2章 ホームページをどう運営するか

第3章 メール営業を成功させる方法

第4章 ITによる「おもてなし」

のテーマを取り上げていますが、本当に伝えたかったことは、お客様に提供するのは、物件情報だけでなく、「満足感」ではないかということです。

 

まだまだ・・・修業の途が続きそうです。

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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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