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不動産事業部を立ち上げ、売買と賃貸の仲介業を始めて8年余になります。

 

お客さまの立場に徹して、透明性の高い取引を目標にして努力してきたつもりです。

 

そのためには、物件の良さ・価値・特徴・長所だけでなく、短所も問題点もオープンにすること。お客さまが悔いの残らない判断・買い物をするお手伝いをすることが仲介業者がなすべきことだと信じて、愚直に実行してきました。

 

そんな姿勢をお客さまから評価していただいたからでしょうか、何とか仕事を続けることができました。

 

8年も不動産仲介業を営んでいると、様々な人に出会い、様々な事を経験しますが、今回は、物件の売却を依頼されたケースで分かったこと、学んだことをご紹介します。

 

土地や建物などの不動産を売却しようと考え、行動するお客さまは、なるべく早く、なるべく高く、しかも安全・確実に売却するためにはどうすれば良いかがまず頭にうかぶわけです。

 

そのためには、どこの仲介業者に相談し、依頼すれば良いのかを、友人・知人・親戚などに相談するケースが多いようです。

 

ふだんから、不動産仲介業者と付き合ったり、知り合いだという人は意外と少ないのではないでしょうか。

 

「不動産業者に騙されないための○○の心得」などの本を読んだり、インターネットで調べたりする人は多いようです。

 

インターネットで調べると「無料価格査定」とか、「業者選びのポイント・・・」という記事・情報がズラーっと出てきます。

 

でも、あまり参考にはならないようです。

 

なぜかと言うと、本当のことが書かれていないからです。

 

8年間仲介業の経験から分かったことがあります。それは、売却依頼を受けた一部の業者は、相場・時価よりもかなり高い売り出し価格を設定し、自社が依頼を受ける(できれば、専任媒介契約を結ぶ)ことができるようにするということです。

 

相場・時価よりも高い価格で売り出せば、まず、売れません。

 

しかし、それはそれで、その仲介業者にとっては不都合なことはないようです。

 

なぜかというと、時価より高い物件を案内することで、自社が本当に売りたい物件が、相対的に「安く感じられる」からです。

 

そして、売り主には、何人もお客さまを案内しましたが売れません。「思い切って値段を下げましょう」と提案するわけです。

 

しかも、相場・時価よりもかなり引き下げた価格にして、仲間である「買取専門業者」だけに情報を教え、売却するという非常に悪質な手口を使う業者もあるようです。

 

なぜ悪質かというと、価格を引き下げた「物件情報」を広く同業者や世間一般には伝えず、仲間内の同業者だけで「甘い汁をすう」行為に外ならないからです。

 

福島市のような地方都市では、このような手口を使う業者はそれほど多くないようですが、首都圏の大都市、特にその中で「好成績」を上げている一部大手業者は、日常的にこのような手口を使っているようです。

 

詳しくは以下のホームページの記事をご覧下さい。驚くようなことが記されています。(http://biz-mag.jp/jutaku/-2-/

 

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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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