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 不動産事業部を開設し、不動産仲介業を始めて6年になります。
 
 当初は、新聞折込チラシ広告を中心として、市内の売買物件情報を発信していましたが、問い合わせ率(業界用語で反響率といいます)が目に見えて減少したので、ホームページ中心の情報発信に全面的に切り替えました。
 
 おかげさまで、最近は1日に200件を超すアクセス数があります。大学の合格発表や就職・転勤シーズンの3月には、ホームページのアクセス客だけでなく、実際に来店されるお客さまも大幅に増加します。
 
 当社のホームページは、スタート時から、品質の高い、鮮度の良い物件情報をできるだけ多く、お客さまの手元にお届けすることを目ざしてきました。
 
 日々の努力の結果として、売買物件で600件、賃貸物件で700件前後の鮮度の良い物件情報をホームページを通して発信できるまでになりました。
 
 情報は「鮮度が命」といわれます。特に物件情報の場合は、売却済や入居済の物件情報を消去しないでホームページ上に載せていたのでは、結果として、オトリ広告と解釈されてもしかたがないことです。
 
 当社は、売買物件も賃貸物件も、データベースを使って情報管理をしています。売却済や入居済の物件情報もデータベースにはしっかりと記録が残され、管理されています。
 
 このデータベースの記録(データ)が大変役に立つという経験を最近2度ほどしました。高齢者向け賃貸マンションの家賃設定のデータとして生に近いデータが簡単に入手・分析できたことです。
 
 当社の本業である鑑定評価という仕事は、売買や賃貸の情報を収集し、分析・検討することが基本です。この際に収集する情報は売却済価格情報、入居済賃料情報、つまりデータとしての情報です。
 
 さて、本題の情報とデータの違いですが、両者ともに正確さが求められていることは共通しています。
 
 新鮮で大量の情報が収集され、時間の経過と共に、情報が鮮度を失いデータとして生きてくるといった関係にあるわけです。
 
 大量の質の良い物件情報を収集して、お客さまにインターネットを活用してお届けする。その後、大量の物件情報が蓄積されデータベース化して、鑑定評価の資料として活用する。そんな仕事のスタイルが当社の目標ですが……、なかなか思うようにはいきません。
 
 まずは、愚直に、質の良い、鮮度の良い、多くの物件情報をお客さまにお届けするのが第一の使命だと割り切って、努力を続けます。


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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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