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過日、あるテレビ局が東京ディズニーランドは、どうしてあんなに観客を集めることができるのかを探る番組を放送していました。
 
第1の理由は、リピーターが90%だということです。つまり、繰り返し見にきてくれる人が大勢いるということにつきます。
 
では、なぜ多くの人が繰り返し見に来てくれるのかというと、アトラクション「出し物」をかなり頻繁に変えているということのようです。同じものを観にくるのではなく、今度は何があるのか、何が見られるのかという、期待感・好奇心を持たせる仕掛けを積極的に作っているようです。
 
チリ一つ落ちていないのがディズニーランドの「売り」ですが、よく見ると掃除担当者にはパントマイムを演じながら掃除をしている人もいるようです。
 
日常と大きく異なった空間を演出するための、大切な役割を担っていることが分かります。
 
園内ではミッキーマウスがエスコートしてくれます。これも「非日常」「別世界」を演出すると同時に、ミッキーマウスといえばディズニーランドという、イメージを作り、ブランド戦略なのでしょう。
 
不動産仲介業者のホームページもディズニーランドの集客力、集客手法から多くの学ぶ点があります。
 
当社の場合、ホームページを訪れるお客さまは、70%程度がリピーターです。このリピーターのお客さまに満足してもらうためには、常に鮮度の良い物件情報をお見せしなければなりません。
 
地域のイベントや変化、特徴についても、仲介業者としての独自の切り口でお伝えすることが差別化・ブランド化の第一歩であることが分かりました。
 
初めてホームページを訪れたお客さまには、安心感・親近感・期待感を持ってもらうこと。くり返し訪れるリピーターには満足感・信頼感を持っていただけるようなホームページであり、実店舗であるような工夫と努力が何よりも大切であることがよく分かりました。
 
実は、東京ディズニーランドには二つのマイナスイメージを持っています。
 
開園してまもなくの頃でしたが、一度訪れたことがあります。大きなバッグを持っていたので、受付でコインロッカーの場所を尋ねました。園内にはコインロッカーは置いてないとのツレナイ返事です。あまり遠くはありませんが、駅まで戻ってコインロッカーを探した記憶があります。
 
その後、どのように改善されたのかは知りませんが、繁盛しすぎて、客扱いがぞんざいになるサービス業者を多くみているので気懸りです。
 
二つ目は、知人のお嬢さんが東京ディズニーランドに就職したときの体験談です。園内では毎日、お客さまが来ない早朝の時間に極々薄めた殺虫剤をくまなく散布していたそうです。
 
そのお嬢さんは体調を崩して一年足らず退社しました。蚊やハエが全くいない快適空間を演出するためとはいえ、何かイヤーな感じを持ちました。
 
その後、どのように改められたかは確かめていませんが、「集客至上主義」のイメージは今でも持ち続けています。
 
私ども仲介業者の仕事についても、「集客至上主義」や「成約第一主義」に知らず知らずのうちに染まっていないか、自戒が求められています。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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