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9月28日が誕生日ですから、昨日で70才になりました。体力年齢は60才、自覚年齢は50才ぐらいのつもりでいますが、暦年齢はまちがいなく70才であり、運転免許の更新にも「高齢者特別講習」が必要となります。今日は朝一番で、特別講習の受講を予定しています。
近ごろは、高齢者の運転免許更新者も多いらしく、申し込んでから1ヶ月待たされての受講です。2時間の講習で6,150円の受講料ですから、少子化に悩む自動車教習所にとってはドル箱講習ではないでしょうか。公安委員会にもなかなかのチエ者がいるようです。
不動産業界に限らず、あらゆる業種、業界で、少子高齢化社会への対応をせまられています。しかし、よく考えてみると少子化対策はお客さま(需要層)が減少することにどう対応するかという問題であり、高齢化対策は、お客さまが増加する、つまり需要増大にいかに対応するかという問題です。
問題の方向性、内容がまったく違う問題を「少子高齢化」という一くくりのコトバで論ずることの「底の浅さ」を高齢者の仲間入りをした今日、気づかされました。
生活の基盤である住宅との関連の強い不動産業界は、高齢化社会、高齢化問題と深い関わりをもっています。「高齢者向け賃貸住宅」、「バリアフリーの住宅リフォーム」、超高齢者の不動産を主とした財産管理を主目的とする「成年後見人制度」等々です。
このコラムでもたびたび書きましたが、わが社にも90才を超えてなお元気ハツラツなお年寄りからの相談が少なくありません。自宅を処分するなり、貸すなりして老後の生活資金、万が一の時の葬祭費の一部に充当したいとの相談です。 人生経験豊かなお年寄りから信頼され、依りにされているということは、うれしいことであり、ついつい力が入ってしまいます。
目先のビジネスとしての成否は別として、不動産業界が世の中にどれだけ貢献できるか否かの勉強として取りくむつもりです。
08年3月3日付のコラム「福島版リバースモゲージ」でもご紹介した92才のJさんは、今年の春に一時体調を崩しましたが、夏には元気になられました。この秋からご夫婦で3ヶ月のショートステイに入られる予定です。
先日、後見人役の長女のIさんと一緒に自宅でお話をうかがいました。当面は、自宅と施設の生活を半々として様子を見たい。自宅を900万円で売却し、5年間分、300万円の家賃を前払いして「リースバック」するという考えに変わりはないとのことでした。
Jさんからご相談を受けてから丁度一年になります。その間に契約寸前まで進んだ人も含めて4~5人の人をご案内しました。しかし、考え方が新しすぎるせいか、日本にあまり先例がないせいかまだ決まりません。
「福島版リバースモゲージ」は、残された人生のライフワークの一つとして今後も取り組むつもりです。
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