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「ウソをつくのは人間だけだ」といった話を何かの本で読んだことがあります。
厳密に言えば、動物も「死んだふり」をしたりするわけですから、言葉でウソをつくのは人間だけだということでしょうか。
大きく分けて、ウソには2種類あります。自分に対するウソと他人に対するウソです。
本当(本音)の自分に対して、偽らずに生きるという生き方、自分に対してウソ偽りのない生涯を送るという意味でのウソのない生き方です。
他人に対するウソは、いたるところに見られます。外交官という職業は、自国の利益のためにいかに上手にウソをつき通すかが「仕事」なのだそうです。
誰に対して、いつ、どんなウソを言ったかをしっかりと覚えていないと、すぐにボロを出し、ウソがバレてしまってプロ失格です。
政治家にしろ、外交官にしろ、高度な記憶力とタフな神経の持ち主でないと務まらない職業だということがよくわかります。
この6月に摘発されたロシアの美人スパイ、
アンナ・チャップマン容疑者(28)は
ブログにこんなことを綴っていたそうです。
「あなたが本当のことを話すなら、
それを覚えていなくともいいのよ」
これは、裏をかえせば、ウソをつく時は、そのことをちゃんと覚えていなければ失格ですよという意味なのでしょう。
この美人スパイは自分を偽り、他人も偽る人生を送っていたわけでしょうから、どこかで、本当のことを言いたかったのではないでしょうか。
本当のことを話すメリットについて「本音」が聞けたと感じるのは私だけでしょうか。
仕事がら、多くの人に会います。置かれた立場も違えば、利害も対立する人に会うことも少なくありません。
仲間、友人としてつき合っている人も、時と場合によっては、結果としてウソをつくこともあるようです。
ダマされたふりをするのも一つの対応策です。それとなく、ウソだということは分かっていますよという対応をすることもあります。
ウソをつく人にも2つのタイプがあるようです。積極的に作り話・ウソをつく人と、努力目標・願望を熱く語り、「奮闘努力」のかいも無く、結果としてウソを語ってしまったというタイプの人です。
政党や政治家には、後者のタイプが多いようです。政治の世界で生きる人のためにひとこと弁明すれば、先行きの見えない財政・経済にあって、明るい見通しを語らなければならない彼らは、心の中では大いに苦しんでいるのではないでしょうか。
口が裂けても、「日本はとんでもない状況に置かれているのです」これからの10年は国民の皆さんには「覚悟をしてもらねばなりません」などとは言えないわけです。
しかし、時代は待ってくれないでしょう。政党や政治家が日本の置かれている現状・現実を素直に語り、1回や2回の選挙で「大敗」することも覚悟の上で「正論」を語ることを「時代」は求めているのではないでしょうか。
「時代が人物を生み出す」という「歴史の力」を信じて、われわれ一般人は、日常の仕事を誠実に遂行する、ということにつきます。
この半年ほどの間に、積極的に「作り話」をするタイプの人に何人も会いました。
億単位の事業用物件の話を持ち込んでくる人達です。サギ師とまでは断定できませんが、結果としてそんな表現に近い感じです。
確実な根拠に基づかない「大型プロジェクト」構想を作り上げ、知恵や力を貸して欲しいといった案件です。
不動産に関わる仕事をしている者の責任・使命として、求められれば、あらゆる人に会うようにしています。
ただし、2回せめて3回までです。相手に十分に話をさせ、自分はストーリーを楽しみます。
相手は、うなずきながらストーリーを聞く私が話を信じこんでいると思いこむことが多いようです。
相手の話の矛盾点や事実無根をやんわりと、時には鋭く指摘するのは、2回目、3回目にお会いする時です。
近ごろは、年のせいか、最初だけお会いして、2回目、3回目は電話だけで済ませるケースが多くなりました。
職業としては、不動産鑑定士ですが、最大の関心事は「人物鑑定」です。
民主党の代表選挙、大変面白いドラマでした。2幕目を期待しましょう。
今日、これから、福島テレビの記者が取材に訪ねてきます。思うこと、本当のこと、本音をありのままに話すことにしています。
メディアの側は、そんな私を取材に値する人と見てくれているのでしょう。期待にに応えて、本音でズケズケ語ることにします。
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