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テレビはあまり見ない方ですが、朝、晩のニュース番組はよく見ます。消費税、原発再稼働、財政破綻予測………、国内問題だけに限っても目を離せない課題が次々と出てくるからです。
 
賛成派、反対派、それぞれの論客が画面に登場し、論戦・舌戦を繰りひろげる様子は、下手なドラマを観るよりずっと面白いし、学ぶことも多いと感じます。
 
学ぶことが多いといっても、話している中味から学ぶということではなく、人物観察、人物鑑定の面から勉強になるという意味です。
 
不動産鑑定士として40年余り仕事をしてきましたが、実は、最も関心のあるテーマは「人物鑑定」「人物評価」の分野なのです。
 
口ではどんなに立派なことを云っても、テレビの映像は、口以上に真実を伝える力を持っていると、つくづく思います。
 
画面が大型化し、画像が鮮明になって、言っていることと、表情・しぐさの差がはっきりと見えるようになったからでしょうか。
 
AIJの経営幹部や与党内の反政権派の表情からは、真剣さや信頼感がほとんど伝わってこないのは、私個人の偏見からでしょうか。
 
人間の評価は、その人の言っていることではなく、その人のやっていること、行為をしっかり見なくてはまちがいます。
 
特に、その人が大きな失敗を犯した時、人生のどん底にある時に、どんな行動をとるかを見れば、その人間の大きさや真価は見えてきます。
 
政治家は毎日が真剣勝負のはずです。その姿を囲りはしっかりと見ているのです。真剣勝負の世界に生きる覚悟がない政治家は即刻退場すべきです。
 
私が退場を勧告するまでもなく、テレビ画像の大型化・鮮明化が政治の舞台を大きく変え、覚悟のない政治家が舞台から去る予感がします。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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