忍者ブログ
[23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

三日ほど前に中古建物の査定依頼を受け、渡利の花見山の近くまで車で出かけました。4号線を南に向かう道路沿いに「花見山臨時駐車場」の案内板が要所要所に立てられており、阿武隈川を渡ると「障害者用駐車場」「団体バス専用駐車場」などのキメ細かな案内板に変わります。渡利地区に入ると主要な交差点には交通整理の係員が4~5名待機していて、自家用車の乗り入れを「手際よく」規制していました。桜が丁度見ごろを迎えた時でもあり、車で近くまで行けるかどうか不安もありましたが、行ってみました。花見山が地元の「名所」から全国的な「名所」になって10年以上経過したこともあってか、案内や交通規制も「分かりやすい」「手際のよい」ものでした。花見山から500メートル程手前の目的地にたどり着くまで、3回程交通整理係員に目的を告げただけで気持ち良く通してくれました。福島の観光行政、行政サービスも全国から集まるお客様に鍛えられてレベルアップしていることが実感できました。査定物件は築後20年の4DK、土地37坪。780万円前後で近々「売り物件」としてご紹介できそうです。
今回は花見山そのものには行けませんでしたが、シーズンオフには寄ってみることもあります。花見山は地元の篤志家の永年の努力と写真家の秋山庄太郎氏の紹介で全国区の花の名所になりましたが、福島盆地には数多くの「花見山候補地」がありそうです。大森の「城山公園の桜」土湯の「水芭蕉」水原の「クマガイソウ」桑折の「半田山の桜」梁川の「希望の森公園の花々」数え上げればきりがありません。惜しむらくは、盛りの期間が短く、回遊性や持続性が弱いことでしょうか。幸い、福島盆地には、中心部の広大な自然緑地である「信夫山」をはじめ「吾妻山開拓パイロットプラント」高湯の「ゴルフ場・スキー場跡地」など、工夫をすれば、多くの可能性を持ったスケールの大きな「候補地」があります。
中央資本や経済効果を当てにするのではなく、市民参加型・ボランティア型で、福島盆地の住人が四季折々に楽しむことができ、心ウキウキするような街づくり、地域づくりが求められている気がします。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
アーカイブ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

アクセス解析
忍者ブログ [PR]