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三題噺ではありませんが、いずれも「不」の付く言葉です。
不安という心理状態を少し掘り下げて考えてみると、その原因としては、情報不足・知識不足・経験不足ということをあげることができます。
つまり、「知らない」・「分からない」ということが根底にあることが分かります。
とすると、知ること、分かることが不安感を取り除き、安心感につながることが理解できます。
住宅・不動産という買い物は、普通の人にとっては一生に一度、しかも、年収の3倍、4倍の高額な商品です。
高額商品としての土地や建物を買う時に心がけるべきことは何でしょうか。
まず時間をかけてじっくりと調べることです。物件は次々と出てきます、しかも、供給過剰・買い手市場です。
物件の良い面、マイナス面、自分や家族との相性、納得のいくまで調べつくすことです。
ローンを組んで買うわけですから、将来の支払についても、様々なケースを想定して「考えぬく」ことも大切です。
仲介業者としての私どもの会社としても、お客さまに物件を紹介するだけでなく、お客さまの不安や悩みに「専門家」としての立場からアドバイスすることが大切な時代になってきました。
お客さまの立場に徹したサポート、コンサルティングができるかどうかで、仲介業者として生き残れるか否かが決まる時代だと言っても過言ではありません。
次は、不信感についてです。
お客さまは、不動産仲介業者に対して強い不信感を持っています。
街の中小不動産業者に対するイメージは、「不透明」、「怖い」「怪しい」、「騙されそう」といったマイナスイメージが強く残っています。
大手業者に対しても、「即決主義」、「売上至上主義」、「物件情報の囲い込み」といったイメージを強く持っているお客さまが少なくないようです。
これらの、仲介業界に対するマイナスイメージは、決して理由がないものではありません。
売り手市場・貸し手市場が永く続いたために、仲介業者が売り主や貸し主の方を向いて仕事をするのが当たり前という体質になっていたことに大きな原因があると考えられます。
汗水たらして稼いだ大切なお金を支払うお客さま、買い主・借り主が本当の意味での「顧客」であることに気づくのが遅れているのです。
先週お会いした、横浜のオンライン不動産の宮沢社長の言葉が耳に残っています。
「不動産業界というのは全く不思議な世界だ」、
「お客さまの方を向かないで仕事のできる業界は他にはない、全く異質な体質だ」と大ベテラン社長は言っていました。
(株)オンライン不動産は買い主の立場・利益に徹する「購買代理」という立場で仕事を進めることを宣言している会社です。
しかも、ホームページとメールというインターネットの利点・特徴を最大限に活用するビジネスモデルです。
社名もそのものずばり、「オンライン不動産」と5年前に変更したというのですから徹底しています。
当社も、ネット不動産業界の草分け的存在である宮沢社長から大いに学び、お客さま本位の姿勢を一層強めるために、工夫を重ね、努力を続けるつもりです。
Wカップ、ベスト16進出を日本代表が決めました。内容的にも3-1の快勝です。
世界を驚かせる活躍が期待できそうです。
ネット不動産フロンティアノートを書き進めています。先週で30回分まで書き上げ、ホームページに載せました。今朝は、朝4時過ぎから中古住宅の流通について書き始めましたが、論点が多く、出勤時までにはまとめられませんでした。
中古住宅全般について一言で表せば、玉石混交の世界ということでしょうか。
玉石混交とは正確には「玉石混淆」と書き、「すぐれたものとつまらぬものが入りまじっていること」の意味です。
中古住宅には、次のような商品特性があります。
○ 総てが、個別性の強い、ユニーク商品である。
○ 玉石混交の世界であり、玉か石かの見分けが難しい。
○ 品質・機能を見極めるには、専門的な知識・経験・技術を必要とする。
○ 地域限定の商品である。
○ 商品と扱い業者に対する不安感・不信感が根強い。
○ 売り主は住宅の良い面、マイナス面をよく知っているが、買い主はマイナス情報は入手しにくい。
仲介業者は、このように扱いの難しい物件を、お客さまが納得するまで調べつくさなければなりません。
戦後の混乱期に建てられた住宅は、文字通り粗製乱造で、資材も品質も劣るものが多かったようです。
しかし、70年代以降、特に宮城県沖地震を契機として強化された耐震基準(1981年基準)を満たす住宅は、性能・機能ともに耐久性のあるものが大部分です。
しかも、1981年以降に建築された住宅が、今や住宅ストックの6割を超えるまでになりました。
これからは、築30年以上の中古住宅も市場で流通する時代に、中古住宅の取引が新築住宅を上回る時代になるのではないでしょうか。
中古住宅・マンションは、建てた時の品質・性能はほぼ同じでも、住んでいた人、使っていた人により大きな差違が生じます。
スタート時点は一緒でも、年を重ねるにつれて、玉と石に変わっていくところが、「中古住宅流通」の難しさでしょうか。
こんな難しさをかかえながらも、中古住宅市場は大幅に伸びると予想されています。
不況がながびく中で、長期の住宅ローンを目一杯組むことに否定的な考えが強まっていることも中古住宅市場にとっては追い風です。
若者のあいだでは、ネットオークションやリサイクル量販店などでの取引に慣れたため、「中古」という言葉に対して悪いイメージを持たなくなってきていることも指摘されています。
新築に手が届かないから中古住宅を買うのではなく、その家にしかない魅力を生かし、自分流に改造・リフォームして、自分流の「住生活」を楽しみたいというお客さまは確実に増えています。
私ども仲介業者の仕事は、お客さまが玉と石を見分ける際のお手伝いをすることに加えて、「石」を磨いて「玉」にするお手伝いをすることも大切な仕事の一つではないかと思っています。