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国民の大きな期待を背に受けてスタートした民主党政権は、「雲海」の中での低空飛行を続けているようです。
国民の期待が大きかっただけ、その反動も大きくなり、内閣支持率はさらに低下するのではないでしょうか。
世界経済も厳しさを増しており、確たる見とおしも、打開策も見えません。
弱い環の一つである、日本経済の見とおしも、かなり長期にわたり厳しいと見るべきでしょう。
GDPの2倍、1,000兆円を超える(隠れ債務を含めれば?兆円)公的債務、つまり借金の存在。デフレギャップ(生産設備の能力と需要の差)は30兆円程度です。
22年度の当初予算は税収(37兆円)を大きく上回る国債発行(44兆円)で帳尻を合わせています。補正予算も2回程度は組むでしょうから、国債発行額の50兆円台乗せもありうるでしょう。
今さら、誰の責任だ、ムダ使いをしてきた○○○が悪いなどといっても、何の解決策にもなりません。ましてや、世の中が悪いとか、時代が悪いなどと言ってもはじまりません。
今の置かれている状況、現実をしっかりと見すえ、胆をくくって、対処・対応するほかに途はないのです。
先が見えにくい時代、手探りの時代、変化の激しい時代に求められるものは何でしょうか。
それは試行錯誤を大胆に実行することではないでしょうか。「思考停止」でないことだけは確かです。
政権運営も企業経営も基本は同じです。戦略プランを想定し、打開策を用意し、胆をくくって実行する以外に途はないのです。
不動産仲介業界も、大きな変動期を迎えています。チラシ広告の効果はゼロに限りなく近づいています。新築住宅の着工件数は年間80万戸を下回りました。仲介業者の売上高はサービス業の中で最悪、年間21%強の下落です。
しかし、明るい、日の差す分野もあります。住宅を探すお客さまは、インターネット利用が80%を超えました。中古住宅(マンションを含む)の取引は増加しており、年間50万戸を超えたと推定されています。
ホームページ中心のネット不動産に切り替えて2年になります。おかげさまでホームページを訪ねていただけるお客さまは月に6,000人を超えるまでになりました。
問い合わせのメール、電話、来店は月に100件を超えています。
しかし、まだまだ未熟であり、試行錯誤を繰り返しながら、勉強を続けるつもりです。
先が見えない時代だからこそ、変化を楽しみ、失敗を恐れずに、チャレンジできることに感謝する。そんな心の余裕を持ちたいものです。
「ネット不動産フロンティアノート」は連載25回になります。おかげさまで好評です。「不動産戦略」e―REVIEWの2月号から同じ内容が転載されて、国内の同志、同業者からご意見をいただいております。
ぜひ、一度ご覧下さい。(http://www.takakan.co.jp/frontier.html)
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