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岐阜市に住む菅野さんから以下のメールが届きましたので、ご本人の了解を得て、全文をご紹介します。
なかなか天候に恵まれなかった1ケ月ですがいかがお過ごしでしょうか?急に冷え込んだりする陽気に身体がなかなかついていけず、妻は風邪気味です。
さて先週土曜日岡山の長男家族と四国まで足を延ばしました。よくテレビで放映されている丸亀市の讃岐うどん店なかむらを訪れ、本当に美味しいのかどうか一度味わってみたかったからです。
長男夫婦は3度ほど通っているので駐車場の穴場を知っているのですぐお店近くに駐車できました。しかしそれからが大変です。10時半なのにもうすでに150人の行列です。駐車しているナンバーから北九州、奈良、長野大宮など全国から来ていることがわかりました。
待つこと1時間(それでも少ないそうです。日曜なら2時間待ちだそうです)、行列している人たちの会話からリピーターが多いことがわかりました。確かに うどん2玉で250円ですから安いことは安い。
自分たちの順番になったら、しょうがを擦る、ネギを入れる汁を入れる等の作業はセルフで行います。後ろの人を気にして手早くしようと思うと汁をこぼしたりとしますのであせりは禁物でした。
さて透明な汁をうどんにかけ食べ始めると驚きました。こしがあり、汁が美味しい。関西風うどんが一番美味しいと思っていましたが全く甲乙つけがたくすっかりファンになってしまいました。ネットでも購入できるそうですが並んで食することで美味しさを一層感じられるのでしょう。
このなかむらは製麺業者ですから、手の届く販売上のサービスは一切しません。お金を受け取る人、行列から注文を聞く人、麺をゆでる人が製麺所にいるだけです。こんな少人数で運営しているから安い価格を提供できるのかと納得しました。
もともと地元の人が昼飯がわりに通う所でしたので、出来立ての麺を安く提供するのは当然な成り行きだったのでしょう。全国的に有名になっても昔ながらの販売を続けることで顧客が満足し、また通ってくれるという哲学をこの経営者はお持ちなのだなと感心しました。「金の品質、銀の価格」という商売のことわざがありますが、まさに地でいってるなという感触を得ました。
顧客は麺のうまさと低価格に満足し本当に得したような気分になります。私も十分満足し、また来たいと思いました。出来立ての麺を購入して帰り、家で食べましたが本場で食べた感触は蘇りませんでした。やはり並ぶことで期待度が上がり美味しく感じられるのかなーと妙に納得してしまいました。
ところでおそばも好きですので、そば生産量日本一の福島のそばが恋しくなりました。昨日今陽子(ピンキーとキラーズ)が信夫山近くのおそば屋さん御山角屋を訪問し、紹介する番組がテレビで放映されていました。
以上が、メールの全文です。実は、このメールが届く直前まで、前週、コラムを一回も書かなかったことが気になって、「中古住宅は玉石混淆の世界」というテーマで、ない智恵を絞っていたところでした。
菅野さんありがとうございます。助かりました。