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1年程前から手がけていた「物件購入の手引き」がようやく完成し、ホームページに掲載しました。
 
 少しずつ書き加えたり、修正したりして、皆様のお役に立つ内容にしてきたつもりですが、まだまだ本当の意味での完成版ではありません。
 
 内容としては、
1.「わかりにくい不動産業界のしくみ」として、元付業者・客付業者といった業界用語の解説やレインズ(指定流通機構)の説明を試みています。
 
2.「満足度の高い物件を探すためには(情報収集の大切さ)」では、インターネット時代の物件選び、業者選びの大切さについて述べています。
 
3.「不動産購入の手続きについて」では、煩雑な購入手続きについて、要点を絞って解説したつもりです。
 
4.「物件購入前、見学時に注意しておきたいこと」では、A.土地のチェックポイント、B.建物のチェックポイント、C.木造住宅の耐震性のチェックポイントについて詳しく解説しています。
 
5.「資金計画に無理はないか(ライフプランの検討)」では、いくら借りられるかではなく、いくらまでなら無理なく返せるかを中心にローン計画は組むべきだと考え、まとめてみました。
 
ローン返済計画は、金利・期間・借入額で大きく変化するものです。購入物件が具体化した段階で、当社のスタッフが金融機関とも協議しながらご相談させていただきます。
 
「物件購入の手引き」は、皆様の疑問や質問、悩みや不安の解消に少しでも役立つことを目ざして、改良を重ねていくつもりです。
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 7月に起きた中国新幹線の事故は、色々なことを教えてくれました。
 
 最新技術で運行管理しているはずの新幹線が、実は欠陥だらけのシステムだったこと。
 
 原因究明に欠かせない事故車両を、まっ先に埋めてしまったこと。
 
 中国鉄道省という部署は、中国共産党中央の力も及びにくい「独立王国」らしいこと。
 
 国民から当局の責任を追及されると、賠償金が2倍近くになり、日本円で1,100万円程度になるらしいこと。
 
 こんなことが分かってきました。
 
 ちなみに、この金額は都市部に住む中国人の平均年収の23倍にあたるそうです。
 
 日本の交通事故の損害賠償額は1億円程度といわれていますから、平均年収437万円の約23倍になります。
 
 偶然の一致かもしれませんが、中国当局が日本の例を参考にして算出・提示したものかもしれません。
 
 表現は悪いですが、命の値段は日本、中国ともに年収の約23倍ということになります。
 
 ところで住宅の値段は、日本では年収の4~5倍です。年収400万円の人は2,000万円程度の住宅を購入するわけです。
 
 生涯賃金を1億6,000万円(400万円×40年)とすると、その12.5%が住宅購入費ということになります。
 
 借りて住む場合でも、家賃として60万円程度を支払うわけですから、収入の15%は住宅のための支出ということになります。
 
 借りて住むのが得か、買って住むのが得かという議論がありますが、買って住む場合は、固定資産税や修繕費がプラスされますから、どちらが得ともいえないのが本当のところではないでしょうか。
 インターネットを利用したマッチングビジネスが注目されています。
 
 商品やサービスを提供する側と、その商品やサービスを探している側を結びつける、つまり、仲介するビジネスモデルです。
 
 不動産仲介、結婚相談、就職情報誌など昔からあった「情報仲介業」が、インターネットを活用することで大量で質の高い情報提供を可能とする「情報産業」に変わりつつあるわけです。
 
 インターネットは人びとの生活スタイルを大きく変えました。特に変化したのは、情報収集と商品やサービスの購入という場面でしょうか。本や車を買う、ペットやCDを買う、住宅を買う・借りるといった場合、まずインターネットで調べてから行動を開始するのは、今や当たり前になりました。
 
 夏休みに長男夫婦と孫が住む北海道旅行を計画しました。
 
 仙台港からフェリーに乗り、苫小牧で下船して、襟裳岬方面を車でゆっくり廻ろうという計画です。
 
 Googleの検索エンジンに「仙台港・フェリー」、「苫小牧・ホテル」、「襟裳岬・旅館」と入力するだけで、必要な情報は全て入手できました。
 
 便利な世の中になったものです。ただ、襟裳岬に近い旅館だけは、苫小牧に住む長男の助言で変更しました。 
 
 インターネットやホームページでは場所や外観、料金等は分かりますが、一番大切なサービスの質や内容はよく分からないのが実際です。
 
 夏の北海道は、雄大な自然と涼を求めて観光客が押しかけます。
 
 受け入れ側も年に一度の「かき入れ時」とばかりに、かなり無理をするようです。
 
 なかには、「一度限りの客」として接客サービスに問題のある旅館もあるやに聞きました。
 
 長男が薦めてくれたくれた「アポイ山荘」は様似町の第三セクターが運営するホテルで、本人も泊まったことがあるとのことです。
 
 旅行にしろ、買い物にしろ、インターネットで調べただけでは不安感が残ります。
 
 ましてや、住宅という大きな買い物の場合、インターネットだけでは調べきれない事も少なくありません。
 
 結局、店舗を訪問し、営業マンに会い、現地を訪れることになるわけですが、それまでに、マイナス面も含めてなるべく多くの情報が入手できれば、それだけ不安感は少なくなるのではないでしょうか。
 
 インターネットの世界も大きく変わろうとしています。Web1.0の時代は、一方的にでも情報発信をすれば通用しました。Web2.0の時代は、ブロードバンドつまり大量・迅速通信の基盤が作られ、画像や地図が導入され、お客様との相互通信が可能となりました。
 
 今や、Web3.0の時代になりつつあります。ツイッターやフェイスブックに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が普及しつつあり、インターネットの利用者相互の情報交換が普通になりつつあるからです。
 
 「襟裳岬・旅館・評判」と入力すると、周辺のホテルや旅館についての第三者の評価情報・第三者としての利用者情報が容易に入手できる時代が、すぐ近くまで来つつあるのです。
 
 これは、大変良いことではないでしょうか。
 
 いい仕事をする企業、秀れたサービスを提供する会社が、第三者の評価としてインターネットで簡単に分かるからです。
 
 反面、いいかげんな仕事をする会社にとっては厳しい時代となりそうです。
 
 それも良いことではないでしょうか。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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