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仕事をする時の心構えとして、まず相手の立場に立って考えてみることが大切だということがよく云われます。
自分の立場や自分の利益は考えるまでもなくよく分かっているはずのことです。自己の考え方や判断基準が客観的にみて間違っていないか否か、道理に合っているかを検証するために、相手の立場に立って考えてみることが重要だと説いているのでしょう。
これに加えて、「他人の痛み」の分かる心を持つことの大切さを痛感させられることが最近多くなりました。
派遣切りやリストラが連日報道され、世界不況の先行きが見えない世相を反映してか、ギスギスした人間関係が目立ちます。自分の生活を守ることに精一杯だからでしょうか。
自分の痛み、自社の痛み、自国の痛みはだれにでも分かります。その痛みを声高に訴えることも時と場合によっては、大いに必要なことでしょう。
しかし、その前提として相手の痛み、相手に与えた痛みが分かってこそ、世界で通用するのではないでしょうか。仕事の基本、信頼関係の根源はそこにあるのではないでしょうか。
世界的な不況のせいでしょうか、不動産業界にも景気の良い話は聞かれなくなりました。けれども、住宅を求めている人がいなくなったわけではありません。
家族構成の変化や転勤の為に持ち家を手放す人もいますし、求める人も又、いるわけです。
たしかに、将来不安が拡がるなかで、土地を求めて住宅を新築する人は、はっきりと少なくなっています。
しかし、手頃な価格で手に入る、中古住宅や中古マンションを探している人は少なくなってはいないということを仕事を通して実感しています。
このような時代背景にあって、仲介業者の果たすべき役割ははっきりしてきたと思います。
まず、お客さまの立場に立って、なるべくお客さまのフトコロの痛まない物件の提供に全力をつくすこと。自社の都合や自社の利益だけで仕事をするのではないという立場を明確にし、お客さまにもそのことを分かっていただくことにつきると考えています。
お客さまの悩みや痛み、迷いも分かりあえる、そんな社員であり、会社であることを目ざして努力を続けます。
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