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1月11日付の朝日新聞に「成人なると消費トラブルの相談件数が増える。20歳の消費トラブル相談の内容」という記事が載っていました。
1位 アダルト情報サイト 11,521件
2位 賃貸アパート 3,411件
3位 出会い系サイト 2,312件
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といった記事です。
国民生活センターへ寄せられた全国の相談件数です。
気になるのは、賃貸アパートに関するトラブル相談が第2位、3,411件もあることです。
20歳といえば、大学・専門学校へ進学したり、就職して親元を離れるケースが多いわけですが、その時に、賃貸アパートを借りる際にトラブルが多いという事情が背景にあるようです。
親元を離れ、実社会に出て、初めて体験する「住まい」との出会いが、賃貸アパートや賃貸マンション探しになるわけですが、20歳の若者が体験する様々なトラブルの中で、賃貸アパートに関するトラブルが第2位ということは、どういうことなのでしょうか。
若者の側にも「世間知らず」という面があることは否定できません。しかし、賃貸物件を紹介・仲介する業者や大家は、その道のプロのはずです。
初心者とプロとの間に生じるトラブルの責任の大半は、プロの側にあると考えるのは偏見でしょうか。
これからの時期は、賃貸仲介業者にとっては超繁忙期です。
しかし、猫の手も借りたいぐらい忙しくとも、お客さまに、良い話も、悪い話も本当のことを説明し、十分に納得してもらって仕事を進めるのは、基本の中の基本であり、プロとしては当然の責任であるはずです。
人生の門出にあたっての、トラブル相談の第2位にランクされるなどという不名誉なことは、一刻も早く返上したいものです。