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 本業の鑑定評価の仕事で、昨日(3/10)、秋田・能代に出かけました。
 
 事前に十分な準備をしたつもりでしたが、ネットで調べた秋田新幹線が臨時列車だったため、仙台駅で50分ほどの余裕ができました。
 
 ホームをブラブラしていると、話題の「はやぶさ」が反対側のホームに入線してきました。近くにいた人の何人かがフラッシュをたいていました。
 
 急いで撮った写真なので出来ばえはよくありませんが、ご紹介します。
 

 

s-007b.jpgs-006b.jpgs-008b.jpg
 
 
  
 実物の「はやぶさ」は思っていた以上にロングノーズで、スマートでした。
 
 実は、仙台→盛岡間を「はやぶさ」を利用するつもりでしたが、満席売り切れだったことと、早い時間の列車がないことが分かり、あきらめていたのです。
 
 文字通りのスレ違いでしたが、本物の「はやぶさ」を間近に見ることができて、何か得をした気持ちでした。
 
 仕事も順調にいき、夜の7時過ぎには福島に戻ることができました。
 
 秋田へ向かう新幹線の車中で気付いたことですが、上京する時の車中と違い、北へ向かうにつれて、何かなつかしい、ホットする感じがすることです。東北で生まれ育った自分には、北に向かうとき、何かパワーが増すDNAが埋めこまれているのでしょうか。
 
 もしかするとご先祖さまは北方民族だったのかもしれません。
 
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証券市場では「禁じ手」であり厳罰に処せられるインサイダー取引は、不動産マーケットでは法律的には問題とされてません。
 
 そもそも、インサイダー取引とは、上場されている株式について、その会社の役員・社員・関係者などが、立場上入手した情報に基づき自社株を売買し、不当な利益を上げることを指す言葉です。
 
 インサイダー取引が禁止されている理由としては、公開される前の内部情報に基づいて市場に参加して、特別な立場を利用しての利益追求を認めると、「市場の公平」を失うからだとされています。
 
 国民経済で大きな役割を担う証券市場には「公平性」、「透明性」が強く求められるからだと考えると納得がいきます。
 
 一方、衣・食・住という国民の日常生活に深く関わる分野の一つである住宅関連、特にその根幹である不動産のマーケットについては事情が異なっています。
 
 大きな話で言えば、鉄道・道路・空港などが、いつ、どこに出来るかについて、事前に知る立場、あるいは計画の立案・変更に関与できる立場の関係者が、事前に、密かに土地買収を進めていたなどという例はざらにある話です。
 
 計画案、予定案を事前に察知して、用地買収を進め、ばく大な利益を上げたとしても、何ら法的には問題とならないようです。
 
 かつて、福島県内を主な舞台に活躍していた小針某なる人物は、政界との結びつきをテコにして、地上げや裏取引で有名な人でした。
 
 しかし、20余年にわたる地価下落とバブル崩壊には勝てず、一族は表舞台から消えていきました。
 
 小さな話、身近な例でいえば、東北中央自動車道の建設予定地を、前もって買い占めたケースなどがあるようです。
 
 もっとも、この話には「オチ」が付いていて、実際の自動車道は約2㎞北西側を通ることになり、地目が「畑地」のために所有権の移転登記もできず、2,000万円余の代金は支払ったものの、所有権移転の仮登記のままで、大損(?)したとのことです。
 
 中古住宅の売買の場合は微妙なケースも少なくありません。その家に永く住んでいた持ち主・売り主は、建物の良い点や欠陥については当然よくわかっているわけです。
 
 建物の欠点や欠陥について、知っていながら相手に説明せずに売却するなどした場合は、「インサイダー的取引」になるわけです。
 
 ところが、わが国の法制度は、不動産についてインサイダー取引を禁止していません。民法が売り主の瑕疵担保責任を強行規定として認めていないからです。
 
 ただし、売り主が宅建業者である場合は、売買時から2年以内であれば損害賠償が宅建業法で認められることになります。
 
 不動産取引の場合、仲介業者は「重要事項説明」を事前に行うことが義務とされていますが、契約書の締結と同時に、早口で読み上げるケースが多いようです。
 
 当社の場合、4~5日前には文書をお渡しして、事前によく目を通してもらい、不明な事項や文言については、十分な説明をするよう徹底しています。
 
 中古住宅の取引の場合、ホームインスペクション(住宅検査)を制度化し、これとセットで性能保証保険の制度化も検討されていますが、まだ実現していません。
 
 今の段階では、自分の目で何度も確かめ、仲介業者に床下や天井裏まで点検してもらうことが大切です。
 
 マイナス情報のインサイダー取引で、お客さまが思わぬ「損失」を被らないよう最大限の努力をするのは、当然のことながら仲介業者の仕事であり、義務でもあります。


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 不動産事業部を開設し、不動産仲介業を始めて6年になります。
 
 当初は、新聞折込チラシ広告を中心として、市内の売買物件情報を発信していましたが、問い合わせ率(業界用語で反響率といいます)が目に見えて減少したので、ホームページ中心の情報発信に全面的に切り替えました。
 
 おかげさまで、最近は1日に200件を超すアクセス数があります。大学の合格発表や就職・転勤シーズンの3月には、ホームページのアクセス客だけでなく、実際に来店されるお客さまも大幅に増加します。
 
 当社のホームページは、スタート時から、品質の高い、鮮度の良い物件情報をできるだけ多く、お客さまの手元にお届けすることを目ざしてきました。
 
 日々の努力の結果として、売買物件で600件、賃貸物件で700件前後の鮮度の良い物件情報をホームページを通して発信できるまでになりました。
 
 情報は「鮮度が命」といわれます。特に物件情報の場合は、売却済や入居済の物件情報を消去しないでホームページ上に載せていたのでは、結果として、オトリ広告と解釈されてもしかたがないことです。
 
 当社は、売買物件も賃貸物件も、データベースを使って情報管理をしています。売却済や入居済の物件情報もデータベースにはしっかりと記録が残され、管理されています。
 
 このデータベースの記録(データ)が大変役に立つという経験を最近2度ほどしました。高齢者向け賃貸マンションの家賃設定のデータとして生に近いデータが簡単に入手・分析できたことです。
 
 当社の本業である鑑定評価という仕事は、売買や賃貸の情報を収集し、分析・検討することが基本です。この際に収集する情報は売却済価格情報、入居済賃料情報、つまりデータとしての情報です。
 
 さて、本題の情報とデータの違いですが、両者ともに正確さが求められていることは共通しています。
 
 新鮮で大量の情報が収集され、時間の経過と共に、情報が鮮度を失いデータとして生きてくるといった関係にあるわけです。
 
 大量の質の良い物件情報を収集して、お客さまにインターネットを活用してお届けする。その後、大量の物件情報が蓄積されデータベース化して、鑑定評価の資料として活用する。そんな仕事のスタイルが当社の目標ですが……、なかなか思うようにはいきません。
 
 まずは、愚直に、質の良い、鮮度の良い、多くの物件情報をお客さまにお届けするのが第一の使命だと割り切って、努力を続けます。


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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
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