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70有余年、「我以外、総て師」として生きてきました。
結果として、多くの人に出会い、多くのことを学んできたと、つくづく思います。
世の中からは、嘘つき呼ばわりされる人との付き合いも少なくありませんでしたし、今でも、たまには、お付き合いしています。
人が嘘をつく理由・原因は、その動機・目的から4分類できそうです。
善意からスタートするのですが、力不足・準備不足・調査不十分・金力不足等々で、結果として嘘となってしまうことは少なくありません。
いずれの型の嘘をつくにしろ、嘘をつくには必ず目的があるわけです。本当のこととしては言えないことを、それを嘘として表現することで、本当の目的を達成しようとする、といった、複雑な心理戦が人間社会には多々あるようです。
日銀の白川前総裁は辞任するに際して、自分が進めた金融政策について「歴史の審判に任せる」と自信に満ちた静かな口調で述べていたのが強く印象に残ります。
民主党政権時代から、「デフレ脱却のためには何でもやれ!」「国債をもっと買え!」との圧力を受け続けていましたが、実際にはほとんど実行しなかった
(?)わけです。
インフレ目標1%を目ざします。55兆円(5%)の資金供給を増やします。と口では約束しても、本心では、そんなことをしたら大変なことになる、日銀は通貨の安定こそその本分であり、時の政権に阿(おもね)ることは決してしないということだったことがよーく分かります。
安倍政権に対しても、心にもなく、2%のインフレ目標を約束していました。結果として、本心でないことを言う、自分の心に反することを言う行為は、自分に嘘をついたことになるわけで、その時の白川総裁の表情に「本心ではない」ことが現れていました。
主役交代で、黒田総裁は、「何でもあり」の路線を進んでいます。日銀が「景気回復ええじゃないか」の踊りの輪に加わるだけでなく、音頭取りの役割まで引き受けて、本当にええのでしょうか。
結果として、多くの人に出会い、多くのことを学んできたと、つくづく思います。
世の中からは、嘘つき呼ばわりされる人との付き合いも少なくありませんでしたし、今でも、たまには、お付き合いしています。
人が嘘をつく理由・原因は、その動機・目的から4分類できそうです。
(1)積極的に、最初から、相手を騙すつもりで嘘をつく人。これに金銭的な目的、経済的利益が加われば、詐欺師であり、犯罪行為です。
(2)積極的に、自分から仕掛けるわけではないが、追いつめられたりして、言い逃れのために、結果として嘘をつく人。借金取りから等の言い逃れのために、少なくない人にみられる言動ではないでしょうか。
(3)動機は善意だが、結果として相手に「嘘」をついたことになる人。会社を2回も3回も倒産させ、世の中からあまり信用されない人が、少しでも「借りを返す」目的でオイシソウな話を持ち込んでくるケースが少なくありません。「千三つ」といわれる不動産業界では珍しいことではないようです。
善意からスタートするのですが、力不足・準備不足・調査不十分・金力不足等々で、結果として嘘となってしまうことは少なくありません。
(4)希望・願望レベルの嘘をつく人。これは、小児性虚言癖の一種で、幼児や子供にとっては、成長する過程での心理現象でしょうが、大の大人になっても卒業できない人もいるようです。世にいう「ホラ吹き」の類いでしょうか。
いずれの型の嘘をつくにしろ、嘘をつくには必ず目的があるわけです。本当のこととしては言えないことを、それを嘘として表現することで、本当の目的を達成しようとする、といった、複雑な心理戦が人間社会には多々あるようです。
日銀の白川前総裁は辞任するに際して、自分が進めた金融政策について「歴史の審判に任せる」と自信に満ちた静かな口調で述べていたのが強く印象に残ります。
民主党政権時代から、「デフレ脱却のためには何でもやれ!」「国債をもっと買え!」との圧力を受け続けていましたが、実際にはほとんど実行しなかった
(?)わけです。
インフレ目標1%を目ざします。55兆円(5%)の資金供給を増やします。と口では約束しても、本心では、そんなことをしたら大変なことになる、日銀は通貨の安定こそその本分であり、時の政権に阿(おもね)ることは決してしないということだったことがよーく分かります。
安倍政権に対しても、心にもなく、2%のインフレ目標を約束していました。結果として、本心でないことを言う、自分の心に反することを言う行為は、自分に嘘をついたことになるわけで、その時の白川総裁の表情に「本心ではない」ことが現れていました。
主役交代で、黒田総裁は、「何でもあり」の路線を進んでいます。日銀が「景気回復ええじゃないか」の踊りの輪に加わるだけでなく、音頭取りの役割まで引き受けて、本当にええのでしょうか。
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前々回のコラムでご紹介しました「ウチコミ」(http://uchicomi.com/support/explanation/)の社長に会ってきました。
40代の前半と若い経営者なのに、落ち着いた態度と話しぶりに好感を持ちました。
不動産事業部を開設し、売買仲介・賃貸仲介を始めて10年になり、全国の多くの仲介業者の皆様ともお付き合いをいただいてきましたが、これほどの情熱と実行力を持った青年経営者にお会いしたのは初めてです。(http://www.ultimate-souken.co.jp/company/message.html)
住友不動産に代表される大手仲介業者や両手数料取引にドップリと浸かった地元有力業者(?)に旧い体質を改めることは全く期待していないとの説明もよく分かりました。
では、どう改革するのでしょうか?・・・・・・どこから手を付けるのでしょうか?・・・・・・。素直な疑問をストレートにぶつけてみました。
売り手・買い手の立場に立った時、一般の消費者はどの仲介業者を信用・信頼し、一生一度の不動産取引を安心して実行すれば良いのかが分からずに、大きな不安を抱えています。
この不安を解消するシステムが「ウチコミ」であり、売り手・買い手からの疑問・質問意見・批判をネットを通して集約し、一般消費者が物件そのものだけでなく、業界の体質や問題点も十分に理解するための役割を果たすのが、情報交換のプラットホームとしての「ウチコミ」だということです。
加えて、業界の旧い体質を変革し、透明性のある業界を一日も早く実現しようとする「志の高い」仲介業者に広く参加を呼びかけて、良い仕事をする仲介業者のネットワークを創り出そうという構想と理解しました。
業界の旧い体質やシガラミに縛られた仲介業界から大反発を受けても、リフォーム業界や工務店の業界から心ある同志を結集して、既存の不動産仲介業界とは全く別な、不動産仲介業の「新世界」を創ろうという考え方であることも分かりました。
これからは、中古住宅の流通が、新築住宅を上回る時代になることは確実です。
中古住宅の流通が主流になった時、リフォーム業者や工務店は中古住宅そのものの品質や性能、改修プランについて、実は、一番の精通者なわけです。
この精通者の力を借り、協力関係を築きながら新しいプラットホームを作ろうという「志」です。
およばずながら、私自身も全面的に協力するつもりです。
40代の前半と若い経営者なのに、落ち着いた態度と話しぶりに好感を持ちました。
不動産事業部を開設し、売買仲介・賃貸仲介を始めて10年になり、全国の多くの仲介業者の皆様ともお付き合いをいただいてきましたが、これほどの情熱と実行力を持った青年経営者にお会いしたのは初めてです。(http://www.ultimate-souken.co.jp/company/message.html)
住友不動産に代表される大手仲介業者や両手数料取引にドップリと浸かった地元有力業者(?)に旧い体質を改めることは全く期待していないとの説明もよく分かりました。
では、どう改革するのでしょうか?・・・・・・どこから手を付けるのでしょうか?・・・・・・。素直な疑問をストレートにぶつけてみました。
売り手・買い手の立場に立った時、一般の消費者はどの仲介業者を信用・信頼し、一生一度の不動産取引を安心して実行すれば良いのかが分からずに、大きな不安を抱えています。
この不安を解消するシステムが「ウチコミ」であり、売り手・買い手からの疑問・質問意見・批判をネットを通して集約し、一般消費者が物件そのものだけでなく、業界の体質や問題点も十分に理解するための役割を果たすのが、情報交換のプラットホームとしての「ウチコミ」だということです。
加えて、業界の旧い体質を変革し、透明性のある業界を一日も早く実現しようとする「志の高い」仲介業者に広く参加を呼びかけて、良い仕事をする仲介業者のネットワークを創り出そうという構想と理解しました。
業界の旧い体質やシガラミに縛られた仲介業界から大反発を受けても、リフォーム業界や工務店の業界から心ある同志を結集して、既存の不動産仲介業界とは全く別な、不動産仲介業の「新世界」を創ろうという考え方であることも分かりました。
これからは、中古住宅の流通が、新築住宅を上回る時代になることは確実です。
中古住宅の流通が主流になった時、リフォーム業者や工務店は中古住宅そのものの品質や性能、改修プランについて、実は、一番の精通者なわけです。
この精通者の力を借り、協力関係を築きながら新しいプラットホームを作ろうという「志」です。
およばずながら、私自身も全面的に協力するつもりです。
デフレの時代が20年も続くと、世の中には重く暗いムードが蔓延してきます。
デフレの時代に得をした、損をしなかった人や階層はいるのでしょうか。年金生活者や高貯蓄層は、年金や貯金が目減りしなかったという意味では、得をしたのかもしれません。
国民一般のなかには、将来展望が不透明ななかで、鬱積した気分が蔓延しています。特に、若者にとっては、就職難・低賃金の苦難の時代が続いています。
そんな気分を吹きとばすかのように、年末の政権交代に続いて、円安・株高現象が起きています。
江戸時代の末期、慶応3年(1867年)の夏から翌年の春にかけて、天から御礼(御符)が降ってきて、民衆が仮装をして囃子言葉の「ええじゃないか」等を連呼しながら集団で町々を巡って熱狂的に踊った現象があったと歴史は教えています。
東海道から始まり、近畿から江戸、四国まで広がった社会現象であり、結果として「倒幕派」を助勢した「運動」だったようです。
260余年続いた江戸の世の閉塞感を打破する反作用的な現象だったと理解することができます。
「円安・株高 ええじゃないか」、「景気回復 ええじゃないか」、「インフレ・賃上げ ええじゃないか」、そんなムードが日本中に蔓延している気がしてなりません。
気になるのは、白から黒にトップが交代しただけで、「通貨の番人」日銀までが「何でもかんでも ええじゃないか」のムードに流されかねないことです。
世界経済はオセロゲームではないのです。三本の矢程度の旧い手法で、黒が白をひっくり返すほど甘くないと見るのはヒガ目でしょうか。
独立性こそが最大の存在理由であるはずの日銀までが、「ええじゃないかの踊りの輪」に加わってええのでしょうか?
デフレの時代に得をした、損をしなかった人や階層はいるのでしょうか。年金生活者や高貯蓄層は、年金や貯金が目減りしなかったという意味では、得をしたのかもしれません。
国民一般のなかには、将来展望が不透明ななかで、鬱積した気分が蔓延しています。特に、若者にとっては、就職難・低賃金の苦難の時代が続いています。
そんな気分を吹きとばすかのように、年末の政権交代に続いて、円安・株高現象が起きています。
江戸時代の末期、慶応3年(1867年)の夏から翌年の春にかけて、天から御礼(御符)が降ってきて、民衆が仮装をして囃子言葉の「ええじゃないか」等を連呼しながら集団で町々を巡って熱狂的に踊った現象があったと歴史は教えています。
東海道から始まり、近畿から江戸、四国まで広がった社会現象であり、結果として「倒幕派」を助勢した「運動」だったようです。
260余年続いた江戸の世の閉塞感を打破する反作用的な現象だったと理解することができます。
「円安・株高 ええじゃないか」、「景気回復 ええじゃないか」、「インフレ・賃上げ ええじゃないか」、そんなムードが日本中に蔓延している気がしてなりません。
気になるのは、白から黒にトップが交代しただけで、「通貨の番人」日銀までが「何でもかんでも ええじゃないか」のムードに流されかねないことです。
世界経済はオセロゲームではないのです。三本の矢程度の旧い手法で、黒が白をひっくり返すほど甘くないと見るのはヒガ目でしょうか。
独立性こそが最大の存在理由であるはずの日銀までが、「ええじゃないかの踊りの輪」に加わってええのでしょうか?
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