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  宅地建物取引業界は、毎年、5%弱の新規参入と5%強の廃業のある業界です。
 
 平成10年時点で、宅建業の免許を保有していた業者が、平成20年には約半数が消えていったことになります。
 
 入れ替わりの激しい業界だということがわかります。その原因としては、インターネットの普及に対応できない業者が退出したことに加えて、物件価格も下落して、手数料収入も減少したことが考えられます。
 
 さらにいえば、インターネットを活用することで、お客様は別件情報を容易に入手できるだけでなく、お客様本位にしっかりとした仕事をする会社であるか否かも判別する手掛かりを持ったということの結果ではないでしょうか。
 
 いい仕事をする業者・会社だけが生き残れるということは、お客様にとっても、業界にとっても、大変良いことではないでしょうか。
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先週、TUF(テレビユー福島)の女性記者から電話がありました。福島県内の土地価格が放射線の影響を受けて、どの程度下落しているのかということについての問い合わせです。
 
 (社)福島県宅建業協会が、東京電力に対して39億円余りの補償金を請求したことに関連しての取材です。
 
 電話で約1時間のやりとりの後、翌日の午前、かなり重そうなテレビカメラを携えた女性記者が1人で訪ねてきました。
 
 テレビ局も人手不足のようで、カメラマン・照明係・取材記者の三役を1人でこなす時代になったようです。
 
 前の日の電話リハーサルで、テーマと論点はしぼられていましたので、カメラを回しての取材はスムーズに終わりました。
 
 テーマの一つは、放射線の影響で地価はどの程度下がったのかということでした。
 
 放射線量の高い場所では、まず、買う人はいません。今後、どの程度放射線量が低下するのか見通しもはっきりしません。
 
 福島の土地価格が、これからどうなるかは、実は、こちらが聞きたいぐらいです。
 
 不動産鑑定士の「感」でいえば、20%程度は下落しているのではないかと、とりあえず答えておきました。
 
 もう一つのテーマは、原発に近い場所から避難してきた人達が、5年~10年は地元に戻れないとなると、福島市や郡山市で仕事と住宅を探し、中通り地区に定住するのではないかということについてでした。
 
 たしかに、東電からまとまった補償金が支払われれば、この際、福島市に定住しようという人も多くなりそうです。
 
 1,000万円~1,500万円の中古住宅を手持ち資金で購入し、できれば、仕事も福島周辺で探したいという動きです。
 
 これは、福島市や周辺の土地や中古住宅の価格を押し上げる要因となります。
 
 今後、福島市や周辺地域の土地価格は上がる場所と下がる場所(放射線量の高い地域)に二極化するのではないでしょうか。
 
 当社では、放射線測定器を購入し、賃貸の場合でも売買の場合でも、建物の内外の放射線量をしっかりと測っております。
 
 お客様も、自分の目でしっかりと確かめてから話を進める方が多くなっています。
 
 仲介業者の役割・責任が一段と重くなる時代になったとつくづく感じます。
 
今朝4時半ごろ、起きがけに外の様子を見るため窓を開けたところ、カッコウの鳴き声が聞こえてきました。
 
 何となく、今日はいい日になるような気持ちが湧いてきました。カッコウ「効果」ともいうのでしょうか。不思議です。
 
 いつもの年ですと、5月の下旬頃のはずなので、今年は、カッコウが福島盆地に飛来するのが遅かったのかもしれません。
 
 梅雨入りしたので、天気が気になる季節です。今日は火曜日、十六沼運動公園でのテニスの例会日です。
 
 メンバーの大半が定年退職した「元気印」の元青年のせいでしょうか、ついつい「熱戦」となることも少なくありません。
 
 メンバーは20数人ですが、初心者からベテランまで「多士済々」です。
 
 新規入会者歓迎です。ただし、「入会審査」は厳格で、「マナーを身に付けていること」が最低必要条件です。
 
ただ、ご安心ください。この私でも1年前に入会が認められたのですから……。
 
空模様を気にしながら、朝からソワソワしています。
 
今日は楽しい一日になりそうです。
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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