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今の時代を一言でいえば、情報化時代・情報発信の時代ということでしょうか。
 
「情報」には、収集・受信する側面と創造・発信する側面の二面があることはお分かりのことでしょう。
 
収集・受信という側面では、新聞に目を通す・テレビを視る・ラジオを聴く・ネットで調べるなど、すべて受け身な行動・受動的な行為であるという点で共通しています。
 
受動的な行為・行動の正反対のことが、能動的、つまり、自らが積極的に働きかける行為・行動であり、情報化時代に即していえば、情報発信ということでしょうか。
 
普通の人にとって、新聞に出る(記事や文章を書く)、テレビやラジオに出演することなどはめったにないことです。つまり、マスメディアとは一方的に発信する情報を、一般人は一方通行で、もっぱら受け入れるシステムだということです。
 
双方向テレビなどといっても、基本は一方通行のマス(大量)メディア(情報伝達)であることに変わりはありません。
 
インターネット・検索エンジンの世界はどうでしょうか。ネットサーフィンなどといわれる、専ら情報収集にネットを利用している人も少なくないようです。
 
ネットが社会を変えるという点では、情報収集の速さ・安価さ・広さ・利便性等々のメリットが大きいことはたしかです。しかし、これはあくまでも受動的な側面にすぎません。
 
ネットメディアが従来のマスメディアと根本的に違うことは、ネットを活用すれば、自らが情報発信の主体・主人公になれるということです。
 
東欧やアラブの春をもたらしたものはネットメディアの普及だったようです。ならば、わが国においては、ネットメディアの普及は何をもたらすのでしょうか。
 
ネット選挙が「解禁」される方向なので、わが国の政治のあり方も大きく変わるかもしれません。
 
日常生活や仕事レベルでいえば、ネットの普及によって世の中がどう変化するのか、ビジネスモデルがどんな影響を受け、どんな新しいビジネスが出現するのかを考えぬき、予測することが求められているわけです。
 
ネットビジネス、ネットマーケティング、ネットスーパー等々、新しい試みが始まり、実績も出ています。
 
ネット時代を生きる個人として考えた場合、インターネットが個々人に与える大きな可能性、ネットが個々人に情報発信の場を提供しチャンスを与えたという側面が最大の変化であり、贈り物ではないでしょうか。
 
ところが、「思いを言葉に」して、情報発信をするということは、実はそう簡単なことではありません。
 
わが国の伝統的な教育・学校教育・受験教育は知識偏重・暗記重視です。特に受験秀才・学校秀才だったエリート層は、100点満点の答案は(昔は)書けても、自分の思いや考えを、たとえ50点~60点でも良いから文章にして発信するという「発想」はどうしても出てこないようです。
 
学校秀才でなかった普通の人々にとってこれはビッグチャンスではないでしょうか。
 
世の中に出てから体験したこと、取得した専門知識、ビジネスや業界をこう変えたいという「志」、実は、これらは世の中が必要としている英知・有用な情報そのものなのです。
 
日本人の美意識、特に「男の美学」からすると、思いは胸に秘めておくもの、とされていました。
 
しかし、ネットの時代は「胸に秘めた思い」を言葉・文章にして発信することが求められているとつくづく思います。
 
自分が苦しい体験を通して獲得したものを言葉として発信する、それがコラムでありブログではないでしょうか。
 
経験や姿勢が本物であれば、必ず相手の心に届くはずです。1回では無理でも、数を重ねることで読む人の心を射抜く言葉・文章が書けるようになるはずです。
 
自分の文章修業も兼ねて、本音のコラムをこれからも続けます。お付き合い下さい。
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このホームページで連載している「ネット不動産フロンティアノート」は、FDJ社の月刊誌「不動産業戦略」にもほぼ同じ内容で転載されています。
 
 福井県鯖江市のフジモト不動産様の店長ブログで、この記事の一部が紹介されていましたので、以下にご紹介します。
 
 
 
「今日のお昼休みに

「不動産業戦略」という小冊子をスタッフみんな(3匹込)で読みました

ホームページを中心とした仲介業の基本、という題目に注目しました

一部抜粋して備忘録も兼ねて紹介したいと思います


不動産仲介業に限らず、ビジネスの世界には「成功の方程式」は存在しない
世の中は大きく、しかも急速に変化している
変化を予測し、変化に備えることが求められている

できること、やるべきことは、企業や業界の存立基盤を確かめ
その変化の方向を見定めること

変化に適応するための大胆な試行錯誤こそが求められている
失敗を恐れず、むしろ、失敗を楽しむぐらいの心構えで試行錯誤に挑戦する
フロンティア、パイオニアを、時代は求めている

厳しい時代の戦略の本質基本は、生き残ること

(略)

声に出して読みながら
うんうん、とスタッフみんなでうなずきながら
今フジモト不動産スタッフみんな(3匹込)で取り組んでいること
実際によい流れ、結果があらわれてきていること
などを確認していきました

なによりも、フジモト不動産という会社を存続させていくことが大切です
存続していくために、持久戦で勝ち続けていくために
毎日の業務をしっかりとこなし
好循環、よいサイクルをつくりあげていきたい、と感じています」
 
 
 
 フジモト不動産様のホームページは写真や絵図も多く、親しみやすさを感じるものです。
 
 これからも、全国の同業者と意見交換を活発に行い、お客様本位の不動産仲介業の発展のために、もっともっとがんばらなければと、決意を新たにしました。
「幾度も聞くよりは、一度実際に見る方がまさる」という意味で、出典は漢書「趙充国伝」とありますから前漢の時代、紀元前200年頃の言葉です。
 
新聞、テレビ、ラジオ、インターネットもなかった時代のことですから、情報は主として人の話として伝わったわけです。
 
当然のことですが、人から人へ伝わるうちに内容も不正確になり、場合によっては正反対な情報となることもあり得たわけです。
 
そういった事情・「情報伝達環境」を反映した言葉として、人づての話を100回聞くよりも、1度現地で実際に見る方が、ずっとよく分かりますよということだったのでしょう。
 
インターネットがこれだけ普及し、メールや電話・FAXも頻繁に使われるようになった今の時代、百聞は・・・ではなく、十聞は・・・ぐらいに変わったのではないでしょうか。
 
不動産の物件情報収集ということに限っても、ホームページでかなり細かいところまで見ることができるようになりました。
 
現地に実際に行かなくても、写真や動画で手に取るように理解できるホームページも少なくありません。
 
しかも、地図上に所在地を表示し、地番やマンション名も明示することで、お客様がその気になれば、仲介業者の案内なしで現地も見られるような配慮をしたホームページもボツボツ出てきました。
 
当社のホームページも、地図上の表示はもちろん、地番やアパート名、マンション名も明示しています。お客様が、その物件に関心があれば、自分の都合の良い時に見に行けるようにするためです。
 
ホームページで何枚もの写真を見ても、やはり現地を見なければ分からないことは多いわけです。ましてや、一生住むことになる住宅の場合は、晴れた日、雨の日、朝、夜、日中と最低5回は現地を実際に訪れることが大切だと言われています。
 
そして、やはり建物の中も見たいという気持ちが強くなったら、当社にご連絡下さい。当社のスタッフが、お客様の立場に徹して、内部の隅々までご案内します。
 
物件の良い面ばかりでなく、マイナス面(もし有ればですが)も含めてよく説明し、不明な点があれば、よく調査して後日報告いたします。
 
物件探しのガイド役として、当社のスタッフの姿勢・力量をぜひ試してみて下さい。
 
百聞は一見に如かず、当社のスタッフを一見して、実際に会ってみて、ぜひお客様の感想・評価をお聞かせ下さい。
 
お客様の声を励みとして、一層の努力を続け、「おもてなし」の心と技に磨きをかける一助とさせていただきます。
 
 
 
 
 
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プロフィール
HN:
高橋雄三
性別:
男性
職業:
不動産鑑定士
自己紹介:

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